「ねぇ、好きだけど恋人じゃなくて、もの凄く微妙な関係の人にキスされたら、どうすればいいんだと思う?」

「「ぶほっ」」

2人は、私の発言にお茶を吹き出した。

「理央奈っ、ちょっとあっち行こっか!」

「え?なんで?」

「なんでも!」

そのまま、私は麻奈と翔太に空き教室に連行された。

ドアを閉めると、2人は私に言う。

「さぁ、何が何なんだか、ぜーんぶ話して貰うからね!」

私は、言われるがままに忍君との事を2人に話したのだった。