私は、そんな目の前のやり取りに堪えきれず吹き出した。


「っ、あははははっ」


笑った私に、皆が目を丸くして私を見る。

皆の視線が私に集まっても、私の笑いは止まらなかった。


「やべ、可愛い…」

「俺、やっぱり理央奈ちゃんめっちゃタイプだわ…」


そんな呟きは私には聞こえなかったけれど、ニッコリと笑って言った。


「また、ここに来ても良いですか?」

「「『もちろんいつでも大歓迎だよ!』」」


声をそろえて言ってくれた星龍メンバーに、私はこぼれる笑顔を抑えられなかった。