涙が止まらない。 あなたはいつだって私を一番に考えてくれる。 愛しくて…… 愛しくて…… 一緒に、逝きたい それからしばらく――…月日は流れ。 12月になり寒さが本格的になった頃……彼はもう、起きあがれなくなっていた。 日曜日。 今日はずっと一緒にいられる。 灰色の空の下、寒い中何年も行き来してる道を今日も自転車をこいで彼の元へ向かう。 そうして、使い慣れた駐輪場から病院に入ろうとした時。 「優ちゃん…!」 .