そのままブツクサ文句言いながら海斗くんに引きずられる様に連れ去られた彼。 「……まだまだかかるかな」 時計を見ると、まだ30分しか経ってない。 私は苦笑いを浮かべながら、また紅茶を口に運んだ。 彼に触れられると、身体が歓喜に震える。 さっきも…… 海斗くんが来てくれなかったら、私では止められなかった。 撫でられた場所が熱を帯びる。 彼に溺れる私が…… 怖くてたまらない――… .