コンコン


「優子さん、まだ?」


カチャッ

「おまたせ〜!」



 扉を勢いよく開けると、彼の前に出て行った。



 30歳過ぎてピンクってかなり恥ずかしいですけど。

 ……タイトな形で良かった。




 恥じらう私をゆっくり下から上へ見て、


「うん、キレイだ」



 嬉しそうに笑うと、私の額にキスをした彼。