愛する人。





「おはよう優子さん。まだ6時前だよ。もう少し眠ったら?

 それともシャワー浴びる?」



 眩しさに一瞬目を細めると、窓の影になりながら蓮くんがデスクに座ってる姿が分かった。



「あ……私…」


 ……あのまま寝ちゃってた?



「ふっ よく寝てたよ?」

「ごめんっ!私…っ」

「大丈夫。優子さんが居てくれたから仕事はかどったよ。おかげで予定より早く終わらせられた。
 今やってるのは今日の分だから、今日は堂々と帰れる」



 そう言って眼鏡をデスクに置くと私の側にきて、朝のキスをくれた。






「さぁ。今日これからの充電しなきゃね」




 う〜そ〜で〜しょ〜〜お!