心拍数ガンガン上がってるの分かった。 ばれないようにするのが 本当に大変だった。 2人とも気まずい…… 周りにせかされて太朗君から私にすることになった。 ドキドキドキドキ…… 『髪、耳にかけて?』 そんな言葉にもドキドキドキドキした。 ちゅ…… 軽くだけどちゃんとされて。 周りの騒ぎようもはんぱなくて。 私の胸の騒ぎもはんぱなくて。 『ああ、好きだなあ』って確信したんだ。 _