「はじめは…、今のパートナーと別れ離れになったらどうするの?」


唐突な質問に抱きしめていた手が少し緩んだ。



「そうだな…。僕はキアにぞっこんだから、きっと血眼になって探すだろうな…。」



「もし、会えなかったら?」



「僕たちは基本、意思は通っているからね……そうだね、例えるのならば本当に僕に会いたくないのか。それともなんらかの理由で会えないのか?いろいろと理由を考えるな」



「じゃあさ、もし、誰かの手によって会えないようにされていたら?」


「その時は、相手を殺すな」