"欲しい"


そんな感情が生まれた。

あいつを俺のものにしたいと。

するとあいつはとある席に座り、うつぶせたまま動かなくなった。

だから俺はあいつに近づいた。

そこで俺はまた目を疑った。

なんでかって??

それはな......


あいつが涙を流していたから。