そんな俺はサボりの定番?である屋上に行った。

屋上に着くとそこには先客がいた。


「あ、悠眞か。......って悠眞っ!!」


なんだよ、うるさいな。

そんな俺の気持ちを察してるはずなのに更に大声で続けるアイツ。


「おいっ悠眞。お前どんだけ、愛実ちゃん?に夢中なんだよ。」


うるさいこいつは内山理人(うちやまりひと)。

今日からのバイトに誘ってきた幼なじみ。


「しゃーねーだろ。あんなに惚れたの初めてなんだよ。」


それ以外何があるっていうんだよ。


「おまっ..よく顔色変えずにそんなクサイ台詞言えるな。」


なんか呆れてる?理人。


「でもさ、あんな地味子ちゃんお前の趣味だったか??お前のタイプは美人でナイスボディーの女の子じゃなかった?」


「ぶっ」


俺は思わず吹き出した。