--悠眞Side--- 「愛ー実ー♪」 そう言いながら愛実に近づくと、 「また来たんですか。」 と冷たくあしらわれた。 「嬉しいくせに。」 俺がそう言うと、 「そんなことあるわけないじゃないですか。」 とすかさず否定する愛実。 これ....ここ最近の俺らのやりとり。 俺はあの日から毎日愛実のそばにいる。 最初はホントに嫌がってる感じだったけど、いつの間にかこうやって会話をするのも当たり前になってきつつある。