「血製を使ってないのに吸血鬼を好きになるなんて、馬鹿げてますよね。」


俺がそう言うと、武藤は顔を上げた。


ちなみにこいつは、吸血鬼の監視役員をしている。


「准斗くん、面白いこと教えましょうか?」