”フィネ”。 その名は唯一私が呼んでいた名前。 それに気付いたフィネは警戒を解き、嬉しそうに鳴く。 「やはり、ソラがいなくてはダメなようだな」 そう陛下は呟くとフィネの鎖を解いた。 どうやら魔力でできてた鎖のようだ。 鎖が解けて束縛から解放され自由になったフィネはすぐさま私の腕の中へ飛び込んできた。 飛び込んできたフィネを私も優しく抱きしめる。