sky princess




ランが言い終えるとさっきまで静かだった広間が、一気にざわつき始めた。



あちこちで信じられないと言う声が聞き取れる。



「彼女はいずれこの国の唯一無二の姫になられるお方。そして、初代と同じ力を持ってる。記憶が戻れば、我々を導く存在だ。姫を守り抜く、それが気高き騎士たちに与えられた昔からの使命だ」



ランが言うもののやはり中にはまだ疑ってる人もいて…………。



「まだ少し信じられないか……、では、ソラ様の身に付けてるネックレスとピアス、そして右肩にあるタトゥーが姫であることの印-しるし-だ。そして、決して主以外に懐かない使い魔が唯一ソラ様には懐かれる。これは、初代の力と血を受け継いでいることの証である。現に陛下・王妃、そして俺の使い魔がソラのそばを離れないことが証拠だ」



他に疑問を唱えるやつはいるか、というランの言葉に誰も声を発しない。