「おはよ、ソラ。 よく眠れた?」



『おはよう、ラン。えぇ、とてもよく眠れた』



「それはよかった。ソラ、お前には今から着替えてもらって昨日の王座の間に俺と一緒に行く。着替えはこいつらがやってくれるから、終わったら出でこい。俺は外にいる。あとは任せたぞ」



私とドアの前で待機していたメイドさんたちにそう言って部屋を出で行こうとするから仕方なくランに言われる通りに従った。



ランが出てったあとの用意は早いもので、全身ドレスアップの上、髪型やメイクまでなにもかもメイドさんたちがやってくれた。



部屋にあった鏡で自分の姿を見ると自分とは思えないくらいに変貌していた。



メイドさんたちにお礼をいい、外で待ってるランの元へと向かった。



ランは私の姿を見て、「似合ってる」と言ってくれた。



そして、ランと共に王座の間向かった。