sky princess




陛下の声は、覚えてないのにとても懐かし。



その隣で涙を流してる妃殿下の雰囲気も本当に懐かしい。



この人たちが私の・・・
本当のお父さんとお母さん・・・。



ふと、気づくと陛下たちの使い魔もよってきた。



陛下の使い魔は金色の毛並みをしたトラ。
そして王妃の使い魔はとてもきれいな毛並みをしたホワイトライオンだ。



何故か二匹を怖がることなく触れた私をみて、陛下たちはとても安心した表情を見せた。




『あのぉ・・・、陛下何故私はここに連れてこられたのか話していただけませんか?』




いつの間にかウルを含め、三匹に囲まれた私は三匹をなでながら話を聞くことにした。




「ソラ、やっぱり記憶が消えてるんだね・・・。でも、焦らなくていい。ゆっくりと思い出してくれればいいから」



陛下は記憶が消えてる私にすごく優しい笑顔を向けてくれた。



その笑顔を見たとき、私は記憶を取り戻したいと思った。



「この話は、クロスフィリア家に代々伝わる伝説だ。遥か昔、この国は滅ぶ寸前の危機に陥った。その危機を救ったのがこのクロスフィリア家の初代当主だ。その初代当主は決して契約が不可能と言われた伝説3匹と契約が出来たそうだ。通常、一人の人間に対して契約できる使い魔は一匹だ。だが、初代当主は魔力とは違うまた別の特殊能力を持っていた。その能力こそが我が一族に伝えられてる力だ。初代当主その3匹と力を合わせてこの国を救ったとされている。そして幾度となく時を経て、今この時代に初代と同じ能力を持った・・・ソラ、お前が生まれた。そして、今この国は再び初代の時と同じことが起ころうとしている。この国が滅ぶのを阻止するためにお前をこの世界に再び呼び戻したのだ。」