専属SPは俺様王子


やっぱり…あのSPじゃん…。

「怒られてすねてるの?」


「すねてなんかねーよ、ばか」


そう言って見つめてくる彼。

そんな目…しないでよ…///。

っていうか、ばかって何よ…。

人が珍しく心配してあげたのに。


ってか私、何心配してるのよ…。


「それって心配してくれてんの?」


「し、心配なんか…してません」


そう言って私は立ち上がり、
部屋に向かって歩きだす。