「そっ」


と言って、私の服に手がかかる。

ぇ…。
一瞬寒気が走る。


するすると私の服に
彼の手が入っていく。


「や、やだっ!!」


そして私は、顔を覆っていた手を
離し、彼の手を拒む。

だから男は嫌いなんだよ~っ!!


「触らないでっ!!」


そい言って彼を押し退ける。

私の目から涙が溢れだす。


最低…。


私は彼を睨み、
そのまま走って部屋をでた。