専属SPは俺様王子


よしっ!!

このまま逃げようっ!!


そう思い私は、チャラ男を振り切り
誰にも気づかれ
ないように玄関に向かう。

いくらSPでも、こんな大きな
お屋敷で私1人なんて、
見つけられないよねっ?

ってか見つけられたら
困るけど…。


そんなことを考えているうちに
玄関まで、誰にも合わず到着。


「楽勝じゃ~ん」


「何が楽勝なんだって?」


思わず言ってしまった言葉に
まさかの返答。

やばい、ばれた…よね?


その言葉のあと、私の後ろから
出てくる人影。