そしてその影は私の後ろで止まると 同時に顔の横に伸びる手。 完全に後ろから 捕らえられてるじゃん…。 「っっ////」 皇の温かい息が耳にかかる。 それだけで溶けちゃいそう…。 なんかしゃべってよ…。 「なにっ!!」 耳もとにある皇の顔を振り切り 強気で振り返る私。