「部屋にいても警戒している
莉緒ちゃんが今日はノックにも
気づかないなんて、皇と
なんかあったの?」


う…。痛いところを見事に
命中させてきてるし…。



「やっぱりー。その顔は
なんかあったんだー。
何があったんだよ、教えてよ。
それとも今から何かあるのー?」



そしてそのままチャラ男さんの
威圧に押されまっすぐ
後ろに進んでしまった私は
壁に押し付けられた。