「柚やっぱ美術のセンスあるッ」
心友朱莉が美術の授業中にうちのとこきてうちの描いてる絵を見て褒める。
「うちもそんくらいセンスあればなあ…」
なーんて言ってる朱莉だけど,朱莉のが凄いスゴイ!!
「てか授業中だけどいいの!?」
「いいのッ!参考って事で!! また深見が柚の話してるっぽいよ。
ホラ」
そう言って深見などクラスのチャラ系男子が固まってる塊を指差す朱莉。
「…ホントだ」
「自慢話じゃない!?俺の彼女(柚)はさいこーやって!!」
「…そんなこと言わな「柚のことお前そんな風に思ってたのかよ!?w」
! ?
「バッ!声でけえよ」
「わりわり」
…どういう意味…?
あたしは耳に全神経を集中させて深見たちの話を聞いた。