Faily Tale


「結界っ!」

サイズはこの前、あたしが怪我をしたくらい。

「痛・・・」

鎮痛効果が切れたのかな・・・

「鎮痛。」

隣で彼が言った。

「強化。」

呪文を唱えて印をふもうとした。

「ギャオ―――」

「きゃっ!」

しまった。

まだ印が途中だったのに。

「防衛。」

彼があたしの前に出てきた。

パリン・・・

「なっ!?」

彼が驚きの声をあげる。

ポタポタ・・・

腕を切ったらしく血が出ている。

「拘束。」

すぐに体制を立て直した。

「早くっ!」

彼が叫んだ。

呪文を唱えて印をふんだ。

ぱっと消えた。