Faily Tale


結局きたのはあたしの部屋だった。

「陸翔さんは言霊を操ることができるんだ。」

言霊・・・

だから会話はスケッチブックなのか・・・

『支障のなさそうなことなら喋れるが、あいにく僕にはその区別がつかない』

ぱらっとソレをめくった。

「これからしばらく姉ちゃんを一緒に行動してもらうから。」

「・・・え?」

「昨日のアレで協会が黙ってなくてさ・・・」

「協会?」

あたしの知らない場所・・・

「あぁ、姉ちゃん知らないんだっけ・・・陰陽師の正統後継者だけが登録されるものだよ。
他にも道具を使って何かをやるっていうものの協会もあるし」

「逆に何も使わずに何かをやるっていうのもある。陸翔みたいにな。」

海も説明してくれた。

「陰陽師が1番人口が多いんだ。」

へぇ・・・