Faily Tale


「リズ、それ・・・」

「この前たまたま怪我したら出てきた。」

「なら、あたしも遠慮なく。」

吸血鬼が何か言っている。

リズの手には弓が握られていた。

「・・・え・・・」

「何びびってんの。」

「だって・・・」

彼女は自分の牙で手首に傷をつけた。

「吸血鬼は自分の血から武器を作り出す。普通のことだよ。」

彼女はすでに扇子を握っていた。

「ちゃんと吸血鬼以外にも効く。」

彼女は言い放つ。

「準備はいい?」

しえるが聞く。

皆が頷いた。