Faily Tale


学校から帰宅して、彼女の家で彼女を待つ。

まあ、俺もここに住んでるから彼女だけの家ではないけど。

「だたいま。」

「おかえり。」

「陸翔・・・」

ソファに座り、彼女は口を開く。

「ん?」

何か言いにくいことでもあるようだ。

「夕飯は何がいい?」

わざと話をそらすように言った。

「何でもいい。」

「ん。」

彼女は俺を置いてキッチンに立った。