Faily Tale


「華弥ありがとう。」

「朔弥!」

「分かってる。」

女が華弥。

弟が朔弥。

「話をつけるのは無理そう。先に戦力を減らす。」

わざわざ朔弥がそばまできていう。

2人が頷く。

次々と下っ端がやられていくのを黙って見ていた。

「俺はいつもの場所にいる。」

そう言い残してその場を去った。