あたしは本部の前に立つ。 隣にはついてきたリズがいる。 「待っていた。」 「お待たせしました。」 「準備はいいな?」 「もちろんです。」 「純血同士か。見たことがない。」 「そうですか。」 あたしが本部の偉い人と喋る。 ただ立っているだけの彼。 「・・・まだ?」 しびれを切らしたように彼は言う。 「奏夢、そう慌てるな。今日は客人がいるんだ。まだいらしていない。」 コツコツ 誰かが近づいてくる。 あたしは警棒に手をかける。 彼は銃に手をかける。