夜23時。
〜♪
ケータイが鳴り響く。
「こんな時間に誰?」
画面を見ると、親友からだ。
「もしもし。どうしたの?」
「あ、もしもし!?あのさ、驚かないで聞いてね!?実は...」
ガチャン!!!
ケータイが床に落ちる。
「うそ...だ。」
思わず家を飛び出し、走り出した。
ただ、がむしゃらに...
着いた先はあのバス停。
ベンチに腰掛ける。
さっきの親友の一言が頭から離れない。
(「...ついさっき、彼が交通事故で亡くなったって。」)
うそだ!そんな...今朝もここで一緒に話したのに。
誰もいないバス停。
一人ベンチに座り、ただひたすら涙を流した。

