「…死ぬかと思った」
「はは、そんな簡単に
人間死なないんだよ?」
「…ぇ」
なんだこの状態。
この人見たことある。
ていうか、そんなことより
だきかかえられてるじゃん!!
「…あ、ご!ごめんない!!」
体を離して立ち上がると
「大丈夫だよ!君こそ大丈夫?」
「はいっ!」
「そ、これ拾うの手伝って
あげたいんだけど、
時間がないんだよね、ごめんね!」
と言いながらこけそうになったときに
ばらまいてしまった資料のプリント
「あ、いえ!大丈夫です!
助けてくれてありがとうございます!」
「ううん!じゃ」
そういって走っていった
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これが松原先輩に恋をしたきっかけ
