「いや? やっぱなんでもないよ。」 引きつった笑顔で、言っていた。 この際だから、とことん引きつらせよう。 『びしょびしょじゃなくて驚いた?』 「・・・・・ッ!!」 わお。 すごい引きつってる。 「どういうこと!? バカにしてんの!!!???」 わ。キレられた。 『してるよ。馬鹿に。 こんな風に自分より下の人間見つけて 上の人間のいいなりになって いじめなんかするやつ、バカで十分よ。」