「お、凛子じゃーん。

 昨日はさっさと帰っちゃうから心配したよー」



帝は変なことを言いながら、こっちへよってくる。


ニヤッと笑って。


女子軍団を一瞥して。


コイツ・・・・ッ


最っ低!!


自分が逃げたいからって・・・・・。


よし。私は凛子じゃない。


帝を無視してスタスタ学校へ入った。


ごめんね、帝。

でも私を利用しようなんざ100年早いわッ