口を塞がれたまま、家に上げられた。 家族の方はいないらしく、 メイドさんに一礼し、部屋へ上っていく。 『ぷはぁっ 殺す気!?』 本当に死ぬかと思ったわよ。 「はぁ?お前がうるさいからだろ。」 まぁいいや。 それより・・・ 『ねぇ。何であんたあたしの家のこと知ってるの?』 さっきまで演じていた優等生キャラはもういらないわね。 返ってきた答えは意外すぎるものだった。 「俺達婚約者だから。」 『えぇーーーーーーーーー!?』 私は本日2度目の大絶叫だった。