キ−ン…コ−ン…

「終わった−!!」

チャイムが鳴り終わる前に俺はそう言って背伸びをした。

「コラ神埼!!」

そして先生に怒られる。

そんな毎日だった。

「今日もまた寝てたんやろ−?」

そう言って笑っているこいつは山上 裕也。

俺の小さい頃からの幼なじみで連れ。