頭の中がごちゃごちゃしてきた…

森井先生が執事?

秋花先輩がお嬢様?

「心芦…なに百面相してんだよ」

なっ!

若干引き気味で生徒会長がみてくる。

百面相って…私そんな顏してた?

それを生徒会長に見られたって…

ちょっと悲しいんだけど…

「森井、心芦を選んだのはお前だな」

「え、はい」

なに?

森井先生がびくびくしながら会長の言葉を待つ。

「…なかなかやるじゃないか。見直したぞ」

「へっ…」

会長の言葉が意外だったのか先生がポカンとする。