「じゃあ次は絢音君」 その声にプリントをみていた男の子が顔をあげた。 「自己紹介して」 「あ…矢倉絢音、書記してます。先輩達より一つ下の2年」 少しびっくりしたあと慌てて自己紹介してくれた。 「えと、次は」 「はいはーい!私、私!板橋麻美でーす!会計やってまーす!」 げ、元気だな…。 全員の自己紹介が終わったらしい。