とある学校の生徒会の話(仮)


「私もやりたいです!」


「私も!」



女子が次々に手を挙げていく。


生徒会長効果!?


「生徒会長に近づきたいからなんて思ってるんだったらやめろ」


先生の厳しい一言。


「この学園の生徒会はそんなに甘くないぞ」


『下心で入るなんて考えるな』と続けて言う。



そんなに大変なのかな?


でも忙しいのも楽しそうなんだよね。


やっぱりやってみたいな。



「先生、私やってみたいです!」


私が言うと先生がこっちを見て…。


「下心か?」



失礼ですよ!


確かに生徒会長はかっこ良かった。


でもそんなのどうでもいいんだ!


自分の力でどこまで出来るか確かめたい!


だから生徒会に入りたいんだもん。



生徒会長は関係ない!


「自分の力を確かめたいんです!」


はっきりと告げると先生がフッと笑って。


「じゃあ、高原に頼もう」


だって!