君は狼、(仮)



もしかしたら。もしかしたら光輝かもしれない。


そんな淡い期待を抱いてドアの方を見ると
そこにいたのは光輝ではなく智史だった。


少し前のワタシならこの状況に驚き、そして喜び舞い上がっていただろう。


でも、光輝の事が好きだと分かった今、智史が来た喜びより
光輝ではなかった落胆の方が大きかった。