「ほんとっ?」



サクヤくんっていうのは、
佳代の彼氏だ。



『うん。つーか捨てろよ
ってくらい溢れてるし、
掃除になってちょうどいいかも♪

いついんの?』



「……できれば早い方が
いいかな。

今日とか」



『今日っ?』



佳代は驚いた声をあげたけど、
急いでるって説明すると、
渋々ながらも『わかったよぉ』
と答えてくれる。



「それじゃあ、家まで
持って来させるから取りに
来てよ。

そうだな……8時くらい?」



「8時ね、わかった」


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