「オレは、お前ならオレに
アイツらと同じ美しさを
見せてくれると信じてるんだ。

お前は変われる。

だがそれは、お前が自分
自身で殻を破って本来の
自分に気づいた時に、初めて
出来ることなんだ。

そしてもしそれが出来れば――
お前の輝きは、きっとどんな
人気モデルだって敵わない
ほど強くなる――…」



「洸……さん………」



彼の名前を呼ぶ以外、
言葉が見つからない。



何だか洸さん、とんでも
ないことを言ってるよ。



あたしが誰よりも輝くなんて……

そんなことが、本当に
ありえるの――…?


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