《完》シークレット・ティアラ 〜不器用なシンデレラ〜

「千夜子、モタモタするな。

さっさと来い」



いつの間にか遅れてた
あたしを、振り返った
洸さんが呼んでた。



「あっ、ご、ごめんなさい!」



あたしは大慌てで駆け
出したけど、胸の中の
モヤモヤした気持ちは、
大きくなるばかりだった――…。





     ☆☆☆☆☆



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