「なんだ? まさかオレだと
不満だとでも言う気か?
……自分の体を自分でケア
できなくてどうする。
オレだって、ちゃんとできる」
「いえ、そういうことじゃ
なくてですね……」
それは、自分で自分をケア
するためならいいよ。
でもあたしには、ダメでしょう!?
「べ、別にこのままでも
平気ですからっ。
ホントに、気にしないで
下さ―――きゃっ」
言葉の最後はマヌケな
叫び声になってしまった。
――痺れを切らしたように、
洸さんがグイッとあたしの
手を引いたんだ。
_
不満だとでも言う気か?
……自分の体を自分でケア
できなくてどうする。
オレだって、ちゃんとできる」
「いえ、そういうことじゃ
なくてですね……」
それは、自分で自分をケア
するためならいいよ。
でもあたしには、ダメでしょう!?
「べ、別にこのままでも
平気ですからっ。
ホントに、気にしないで
下さ―――きゃっ」
言葉の最後はマヌケな
叫び声になってしまった。
――痺れを切らしたように、
洸さんがグイッとあたしの
手を引いたんだ。
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