これってなんて言うん
だったっけ……あぁそうだ、
ポンチョだ。



そして下はフリルが幾重にも
重なった薄いピンクのミニ
スカートに、白い膝くらい
までのブーツ。



白と淡いピンクでまとめた、
まるでお姫様のドレスを
アレンジしたかのような……

でも派手すぎず清楚な
イメージで、しかも、
ものすごく似合ってる――…。



「……どうだ? 
自分の変わりぶりは」



洸さんが鏡越しにあたしを
見て尋ねてくる。



あたしは反射的にビクッと
肩を震わせて、かすれる
声で答えた。


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