『武ちゃん!!あたしの教室どこ?』

武「俺だって頑張れば…俺だって頑張ればできるし…」

まだ拗ねてるよこいつ。

しょうがない…

『おい武流!!てめぇいつまでぐだくだしてんだ?あ゛?早く教室いかせろや!!』

武「ひっ!今すぐ担任呼びます!!」

『ありがとー』

怒鳴って言うこと聞くなんて

あなたは社会人でしょうが

ほんと。武ちゃん、君は小3か?
それとも小3以下なのか?!

《─ピンポンパンポン
えーっと、1-S担任の菊地先生、今から1分以内に理事長室に来て下さーい♪これなかったら…》

─ばんっ

?「たーけーるー?」

武「あ、意外に速かったね?」

?「お前が1分以内に来いとか言うからだろ!!」

武「そんなこと言ったっけ?笑」

?「さっさと用件言えや。じゃねぇと帰るぞ…って」


なんかこっち見られてる気が…

?「お前っ!柚華か!?」

『ほぇ?そうだけど…』

また聞き覚えのある声…

『あ、しー君!!』

し「覚えてたんだな♪」

『当たり前♪』