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「おっじゃまっしまぁーす♪」



「ちょっと待った!!!」



玄関でゆきのんと、かなたんを止める。




「…なに??」


「…ちょ…ちょっとかたづけてくるから、2人はここで待ってて…!!!」




私はそう言って自分の部屋に入った。




ぐちゃ~



ちらかった部屋…。



(…と…とりあえず、ブタゴリラがバレる物は隠さなきゃ…(汗))





えっと…これと…これとぉ~…


次々ベットの下に隠す。




(…もぉ~…ブタゴリラ時代の物が多すぎて、手におえないよぉ~…(泣))




「…なーなー…まだぁ~…???」


「そんな気い遣わなくていいよー??」




2人の足音が近づいてくる。





(……や……やばいよぉ~…(汗))




ガラガラガラ




「………あれ??…綺麗じゃん????」



「……ま…まあね…。」




ギリギリセーフだ…(笑)




「おじゃま~…ってあれ??」


ゆきのんの足に何かが引っかかったようだ。


「…ゆきのん何それ~???」


かなたんが、興味津々に見ている。







ハッ…!!!!……そ…それは…っ!!!!!




ブタゴリラ時代に履いてた……


のびきった…パンツだ…!!!!!





「………パンツ…???」



バッ!!!!!



私は、ダッシュでゆきのんからパンツを取り上げた。




「……あ…あはははは…(汗)」



「今の何~??」


不思議そうに言う、かなたん。




「…えっとぉ~…ぞ…ぞうきんぞうきん♪♪(汗)」


「なんだぁ~ぞうきんか。ビックリしたぁ~…一瞬パンツかと思ったー(笑)」


「そ…そんなわけないじゃーん(笑)」


「だよねぇ~(笑)あんなデカいパンツ履く奴なんているわけないかぁ~(笑)」





履いてました…(泣)