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「…こ……なこ……」



「ん~??…ムニャムニャ…」



「……なこ!!!…ななこ!!!起きて!!!!」




お母さんがベットで寝ている私の体を揺さぶる。






「…ん…ムニャ…なにぃ~???」




寝ぼけながら答える。






「お友達が来てるのよ!!!!」



「………友達ぃ~…????」







友達って………








「ちーすっ♪」







「…ゅ…祐也…っ!?!?」



私は勢いよく飛び起きた。




「元気そうだな♪連絡くれねーから、心配したじゃん!!!」



「……ごめん…。」



「…ったく。みんなも来てるから♪」






………え…???








「うげっ!!!!あんた太りすぎ~(笑)」




ゆきのん…







「心配したよ~(泣)」



かなたん…







「ギャハハハハハ~ななこりん超ウーケールー(笑)」



カバゴリ…





「久しぶり~覚えてる????」



ゆみ…

入学早々祐也を取り合ったっけ…





「ブタゴリラ~♪」



マキちゃん…

元親友で、色々もめたっけ…





「……先輩…お久しぶりです♪」




晃樹くん…

同じ中学の後輩で、祐也と二股した…








チャララララン♪




(………メールだ…っ)





受信:桐谷 龍

よっ♪元気にしてるかー?
北海道はすげぇー寒いけど、
もうなれたわ(笑)

お前もみんなに
心配かけねぇように頑張れよ♪



桐谷…

祐也と寄りを戻させてくれた…







「ななちん、元気ないからみんなで励ましに来たんだよ…。」



祐也が照れくさそうに言った。









「…み……みんなぁ~……(泣)」





………はっ!!!!







私は、布団をかぶり体型を隠した。