学校につくと、ちょうど靴箱の所に裕也がいた。





「裕也…っ!!!」




裕也の所へ駆け寄る。





「あのね…晃樹くんと、別れてきたよ…!!私はやっぱり裕也じゃないとダメだから…ちゃんと別れてきたよ…っ。」



後ろから裕也の背中を見つめて言った。




裕也は、こっちを見てくれない。





「…ねぇ…裕也ってば…!!!」





「…だからなんだよ。」





………え…っ???





「ななが男と別れたとかどうでもいいし…。なんでいちいち俺に報告すんだよ…関係ねぇだろ(笑)」






……関係…ない…???




「…かっ…関係なくないし!!!…だって…だって私が裕也のこと好きなんだもん///めちゃくちゃ…好きなんだもん…」





大好きだから…


ちゃんと別れてきたのに…っ






「あっそ。」




裕也はそう言うと、行ってしまった。







「あっそ」って…それだけ…???



もう私と話す気もないの…???




「ななちん」って呼んでもくれない…。




もう…私達本当にダメになっちゃったの……???





本当はすぐ許してくれるって…


いつもの日々が戻ってくるって…



少し期待してた…。




でも…現実はそんなに甘くないんだね…






自分が悪いんだってわかってる…


ちゃんと反省もしてる…






どうしたら




許してくれるのかな…