『ごめんね、秀人くん…。』 『ぅう~…』 『ほら、今度はお姉ちゃんがついてるから!お部屋に戻ってねんねしよ?』 『やぁだぁ~!もっとおねぇちゃんと一緒いる~!』 『秀人くん…。』 大泣きを始めるひでとくん。 何でだよ。 ねんねだぞ? あゆみんとだぞ? ・・・めっちゃ良いじゃねぇか。 俺だってあゆみんと―― …って、そういうわけじゃないか。 こんなことで嫉妬するなんて…、俺、この先大丈夫だろうか。 ……いろんな意味で。