仮面の下の俺 「愛してくれて、ありがとう。」



「そんな感じだったから
なんかあったんだろうと
思ってたけどね」


俺はふぅっと息を吐く。


「まぁそれから
あたしの周りの男の子に
手を出し始めたの」


なに??


ひかりの周りの男の子??


「最初はれいくん。
次はちいで、クラスの班の子とか」


うーん、
ヤキモチ妬いちゃ
ダメなのかな??


「あ、家ついた」


ひかりは
鞄から鍵を取り出して
俺たちはなかに入った。