「一応ね。
君の話も一応ちゃんと
聞いてるし、
大人として守るべき
約束があるんだ」


レイヤはそぅ言って
俺に笑いかけた。


俺はいらだった。



「帰ります。
おじゃましました」


レイヤの横を抜けて
俺はひかりの家を出た。